ユーザビリティにもメンテナンスが必要
ユーザー体験ではすべての作業が平等に作られているのではありません。自分が関わりを持っている作業を刺激的だと考えましょう。プロトタイプ作りやUIのデザイン、洗練されたプロダクトのアップグレード、そして概して「新しいこと」に関するものはすべて刺激的な作業になる資格を持っています。 メンテナンス作業はあまりうまくいかない傾向にあります。作家Kurt Vonnegut氏の言葉に「人間の特質の欠点として、誰……
ユーザー体験ではすべての作業が平等に作られているのではありません。自分が関わりを持っている作業を刺激的だと考えましょう。プロトタイプ作りやUIのデザイン、洗練されたプロダクトのアップグレード、そして概して「新しいこと」に関するものはすべて刺激的な作業になる資格を持っています。 メンテナンス作業はあまりうまくいかない傾向にあります。作家Kurt Vonnegut氏の言葉に「人間の特質の欠点として、誰……
この記事では、ウィザードについてお話したいと思います。ウィザードと言っても、帽子をかぶって呪文を唱える人のことではありません。アプリやWebサイトでユーザーを誘導するために使用する段階的なプロセスのことです。 ウィザードは本当に使うべきなのでしょうか? ウィザードは粗悪なインターフェイスを補うだけのものなのでしょうか? この記事では、これらの質問の答えを見つけることができます。 ウィザードとは ウ……
UX MILK特派員のポップインサイト池田(@pop_ikeda)です。UXの第一線で活躍されている方々へインタビュー&対談し、最新のノウハウをお届けする「UXリサーチ最前線」。今回は人工知能を使ったアクセス解析サービス「AIアナリスト」を提供する株式会社WACULの垣内取締役CIO(@yuikakiuchi)にお話を伺いました。 垣内さんはエクスペリエンスデザインで有名なbeBit出身で、UXリ……
1990年代の半ば、パーソナルコンピュータがブームになっていたあの頃、私はSkip-Itで遊ぶごく普通の子どもでした。夏のカリフォルニアの太陽の下、いつも1,000回達成を目指して 100回、208回、300回、986回と数えて遊んでいました。 両親が夜遅くまで仕事をしている間、私は両親の会社Design Mattersのすぐ側の歩道で遊んでいました。Design Mattersと言うといまなら同……
探索的UXテストセッションは、Webサイト、アプリ、さらには実際のプロダクトのUXを探索して評価するだけでなく、ユーザーの観点に立って考えるようにチームを促す素晴らしい方法です。 上の写真は、Redgateの私のプロダクトチームが行った1時間のセッションの中で、初期のプロダクト設計を改善するための潜在的なユーザビリティ問題と、それに対する膨大な数の提案の一部を示しています。 この記事では、探索的U……
現実の世界と同じように、デジタル製品やサービスとの関係も変化し、時間とともに成熟する傾向があります。そこでShopifyのUXチームが製品のオンボーディングプロセス(通常は数日から数週間かかるもの)を改善しようとしたとき、私たちはかなり変わったアプローチを選択しました。 私の話は、ユーザーがオンラインストアを開設する際に何を考え、何を感じるか? という質問から始まります。昨年Shopifyに参加し……
Webサイトに最適なタイポフラフィを見つけるため、フォントを複数組み合わせることは珍しいことではありません。 デザイナーは見出しと本文のフォントをそれぞれ1つずつ選択するのが定石です。1つ目のフォントは、タイトルを目立たせるための装飾的で太いフォントで、それに対し2つ目のフォントは本文を読みやすくするために、シンプルなものである場合がほとんどです。 この領域には、流行りの組み合わせや、トレンドセッ……
安易に「いいね!」を集める時代はそろそろ終わらせなくてはなりません。すべては、何の悪意もない「いいね!」とツイートから始まりました。それから数年経った結果、ユーザーを数値化する政府と、広告収入のために無意味な行動へと操作される大衆が生まれてしまいました。 しかし、このままで良いはずがありません。今こそ、私たちデジタルプロダクトに携わるデザイナーが、仕事の水準を上げて、真のゲートキーパーのように行動……
多くのUXリサーチ初心者が抱いている共通の疑問や不安を解決するために、今回はUXリサーチ初心者にとって、ガイドブックとなるような疑問や不安の解決策を紹介していきます。もちろん今回の記事はUXリサーチの完全ガイドではありませんが、UXに関して常に絶えない疑問を解決するための手立てとして役立ててください。 1. 複数のツールを組み合わせる よいリサーチャーは、単一のツールだけを使うのではなく、複数の技……
データドリブンデザインという言葉が流行っていますが、その本当の意味について、私達は理解しているでしょうか? データへのアクセスが不十分なチームにとっては、なにを持ってデータとするかという定義さえ難しく、各々の理解も不十分で、それを共有するための言葉すらありません。 どんなサイトやアプリケーションでも、分析、A/Bテスト、アンケート調査、インターセプト調査、ベンチマークテスト、ユーザビリティテスト、……