チームのメンバー全員がUXを意識すべき理由
私たちが問題を抱えているとき、解決策を想像するのはとても簡単です。そして、その解決策は私たちの体験や責任のフィルターを通して検討されます。 たとえば、もし私がビジネスアナリストであれば、私は自分の統計的研究をみて答えを探そうとするかもしれません。 もし私がUXコンサルタントであれば、既存のユーザー調査をみてみたり、新しい調査を計画したりするかもしれませんし、私が開発者であれば、その課題を解決できる……
私たちが問題を抱えているとき、解決策を想像するのはとても簡単です。そして、その解決策は私たちの体験や責任のフィルターを通して検討されます。 たとえば、もし私がビジネスアナリストであれば、私は自分の統計的研究をみて答えを探そうとするかもしれません。 もし私がUXコンサルタントであれば、既存のユーザー調査をみてみたり、新しい調査を計画したりするかもしれませんし、私が開発者であれば、その課題を解決できる……
「ドッグフーディング」とは企業が自社の製品を使用することを意味する言葉です。 ドッグフーディングは奇妙な用語で、正確な起源はあいまいです。私が個人的に信じているのは、Kal Kan Pet Foodの社長が、ステークホルダーとのミーティングで毎回自社のドッグフードを食べていたのが起源であるという説です。残念ながら、現在のCEOがこの気高い伝統を続けているとは思えませんが。ドッグフーディングという言……
世界的現象となった大人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」。爆発的な人気を獲得した理由のひとつは、その「優れたUX設計」にあると言われています。
2021年2月8日のオンラインセミナーでは、Epic GamesにてフォートナイトのUXディレクターを務めたセリア・ホデントさんがご登壇。本稿ではそのダイジェストをご紹介します。
テクニカルサポートチームは来る日も来る日も、ユーザーの課題に対処しています。彼らは製品に関する問題の最前線の業務を担っており、不満を抱えた顧客のエラーを修正したり、戸惑うユーザーをなだめたりしています。ではなぜサポート技術者は、UXのリソースとしてめったに活用されないのでしょうか? あらゆる製品において、完璧なものはありません。それはユーザーも同じです。技術的に不完全なものやユーザーエラーは不可避……

「ペルソナ」は、製品やサービスの顧客像をとらえる一般的な手法です。
しかし、実際に自社顧客のペルソナを作ってみると「こんなに限定的なペルソナが本当に使える?」「このペルソナは正しいの?」と悩む方も多く見受けられます。
「ペルソナは必要ないのでは?」「古い手法では?」・・・そんな疑問にお答えくださったのが、株式会社インフォバーンのデザイン・ストラテジスト、井登 友一さんです。井登さんは、過去20年以上ペルソナ作成にたずさわってこられた、言わばペルソナの専門家です。
2020年8月31日に開催されたセミナー「インフォバーン井登さん『ペルソナ』って古くないですか?~今とらえ直したいペルソナの誤解~」では、「デザインペルソナ」が誤解されがちな点や、ペルソナ作成中や作成後の活用の段階で悩みが生じやすい・混乱を招きやすい点について理解を深める問題提起をしていただきました。
Shopifyはオールインワンの取引プラットフォームで、ユーザーはこれを使って事業を始め、運営し、成長させることができます。支払い、マーケティング、輸送、顧客のエンゲージメントに関わるツールなどの一連のサービスをオンラインの小売業者に提供することで、Shopifyは世界中の100万以上の事業者の力になっています。2016年から2019年までの間に、Shopifyにおける事業は世界の経済に3,190……
「ねえGoogle、今日の天気は?」これは私が朝の紅茶を飲みながら、ほとんど毎日自分のスマートキッチンに問いかけている質問です。2020年ともなれば、私は自分のキッチンに天気予報を尋ねることができるのです。間違いなく素晴らしいことですが、悲しいことにそれだけで会話は終わってしまいます。 過去10年を振り返ると、私たちは驚くべきことを成し遂げてきました。iPhoneが誕生し、TeslaやSpace……
デザイナーを管理(マネジメント)したことがある人、またはデザイナーをフリーランスのプロジェクトのために雇ったことがある人なら、すべてのプロジェクトがスムーズに進むわけではないことをご存知でしょう。これは、デザイナー側にスキルや経験が足りないことが原因ではなく、プロジェクトにおけるデザイナーの役割をきちんと管理していないことによって起こっていることが多いのです。デザイナーに対しては、スケジュールと期……
2020年前半の数ヶ月で、人々の生活は変わりました。Covid-19と、その結果としてのロックダウン規制の影響で、多くの会社とクライアントは完全にデジタルに移行することを強いられました。3月の半ばごろには、私たちの会社は完全なリモートワークに移行しました。この変化は不確実性とともに、多くの機会をもたらしました。そうした機会の1つが、UX(ユーザー体験)チームとDX(デジタル体験)*チームのコラボレ……
![]()
本記事は著者より許可を得て翻訳したものです。
元記事:”Understanding the success of Fortnite: A UX and psychology perspective, part 2” Jun 30, 2020
著者:Celia Hodent
世界で2億5,000万人以上のファンを持つ大人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」。爆発的な人気を獲得した理由のひとつは、その「優れたUX設計」です。本稿では、フォートナイトのUXディレクターを務めたセリア・ホデントさんの記事をご紹介します。
人間の「知覚」「注意力」「記憶」の限界をカバーする「ゲームUX」を解説したパート1に続き、本稿では、UXを重視したゲームデザインについて深く掘り下げて説明します。